一番大切なこと   --真夢里--

人を説得したり、なだめたり。或いはもう駄目だとあきらめてしまったり。このページを見ている人は色々な問題を抱えていることと思います。このページはそういう人に読んでもらえればと思います。

私達が皆さんに返事やアドバイスを出す時に、比較的良く使う言葉があります。それが「心から心配していると言う気持ち」です。マルチ商法に限らず、ちょっと妙だと思うビジネスは沢山存在します。そういうものにお友達や親戚、兄弟が足を踏み入れそうになった時・・・闇雲に「やめろ」と言っても応じてくれるでしょうか。完全に頭から否定して「そんなものは駄目だ」と言っても聞いてくれるでしょうか。多分逆効果でしょう。そんな事を言われれば、向きになって反撃して来たりするものです。

しかし、事実や情報・会社の苦情などをきちんと提示して、「こう言うことがあるから心配なんだよ。ちょっと考えてみて」と言ったとしたら。多分、たいていの人は話に耳を傾けてくれる筈です。

大切なのは、「止めさせよう」とすることでもないし、「マルチを完全に否定する」ことでもないのです。「相手の事を心から心配すること」こそ、一番大切なことではないでしょうか。本当の友達だったなら、関わっている人の人間関係が壊れることだって心配します。また友達と言う関係だからこそ、踏み込んで注意してあげられる時もあるでしょう。

特に、「相手が信じているものを否定」することは出来ればしないで下さい。やむを得ない時は、自分の口から否定するのではなく、色々な資料(ホームページのコピーなど)を相手に見せる方法を取ります。説得する側の人間が、否定するような言葉を口にすると逆上してしまって話し合いにならないケースが多いようです。

何にしても、「人を思いやる心」は、世の中で最も強い力ではないでしょうか。人を思いやることが出来なかったら、世の中に秩序はありません。もしもそうだったら、人を殺してもいいでしょうし、盗みを働いても誰も咎めないでしょう。でもそれをしてしまったら、誰かが悲しみます。そういう風に悲しむ人たちを作らないために、法律や規律は悪人を助けてはくれないようになっています。法律も規律も、世の中の多くの人たちの思いやりの気持ちから生まれていると私は思います。

人を説得したり、大切な話をする時。そういう時こそ、相手を思いやる気持ちを持って下さい。自分の意見に溺れてしまったり、相手を憎んだりしては逆効果です。「本当に心配なんだ」と言う気持ちを是非大切にしていただきたいと思います。