よくある質問

 「主観的」「客観的」ってなあに?

主観 自分だけの見方。映画に例えるならば、主人公の顔や考え方、セリフだけを映しているようなもの。
客観 遠目で見た、自分以外の見方。映画に例えるならば、身の回りの環境、家族構成、人間関係などから主人公の姿を浮かび上がらせるもの。

主観的に生きると、つまり自分だけの世界で生きている訳ですから自己中心的な考え方しかできないのです。掲示板に書き込みされるマナーの悪い方の考え方でしょう。しかし人間は沢山の「人間」の中で生活しているのです。自分中心に全ては回りませんし、逆にそんな行為をしたら反社会的と言う烙印を押されてしまいます。

そこで必要なのが客観的な思考です。回りの状況をよく見、他の人の意見などに耳を傾けながら、「自分の見方」以外の見方をしてみるのです。例えば自分が友達と何か喋っている時に、その姿をTV局がカメラで撮影しているとします。後でテレビでオンエアされた時に見てみたら、猫背だし、髪の毛はボウボウだし、口調も変なイントネーションが混じっているとんでもない自分の姿が映されていました。自分ではもちろんそんな事になっているとは思っても見なかった訳です。そう、自分の目に映ったものは「主観的」以外の何者でもないのです。自分でどんなに完璧だと思っていても、悪い所には気付けません。

セールスマンの行動や話法にも同じ事が言えます。「自分の売上」「自分の利益」の為だけを考えて行動すれば、「お客様の意見」は見えてきません。自分が売上を上げる為に一番大切な意見が見えないから、クレームが出ても自分の為にもみ消そうとしたり、逆に怒ってみたり。悲しいことに近年主観的な視野しか持てないセールスマンは非常に多いです。本来ならばセールスマンは「自分の視野」「お客様の視野」「第三者から見た視野」の最低三つの視野から自分の姿をとらえ、サービスの向上に努めなければならないのです。

大切なのは思考を180度裏返して発想してみる事です。自分が販売員ならば、自分で買い物をした時にどんな販売員の態度が快く思えたのか。自分が陰口を言っている時、友達はどんな思いでそれを聞いているのか。・・・客観的な視野とは、つまり「人の気持ちになって考える見方」ができると言う事です。回りの人の事を考えられると言う事です。これができれば殺人や窃盗などの犯罪も起きません。他の動物には「客観的視野」は有り得ませんが、人間にはそれができる筈なのです。

貴方は「客観的な視野」を持っていますか?
「自分は大丈夫」と思っているあなた。それが「主観」である事を忘れずに・・・。