よくある質問

 マルチ商法と縁を切らせるには?

とにかく、本人と一度正面から話し合う必要があります。時期はできるだけ早い方が良いです。のめり込んでしまえばしまう程 縁が切れなくなりますから、できれば会員になりたてとか勧誘されてまだ迷っている、と言う時期が一番です。
また、できれば一緒にいて、冷静に話し合うのが大切です。

引っかかってしまったばかりの人をやめさせる
どっぷり浸かってしまった人をやめさせる
恋人・配偶者が巻き込まれた場合


  必要なもの・・・
どんな状況でも、人の心を動かすのは「人の心」です。
あやふやな気持ちで説得しても無駄です。
心からの言葉や気持ちを相手にぶつけることです。
必要なのは、その人が商法に関わった以上の時間と、
そしてその商法をすすめた人以上の熱意。
一言、二言、1時間や2時間の説得で成功はしません。
じっくりと時間をかけて、落ち着いて話をして行く事です。

話を解ってくれそうな状況になったり、相手が揺らいでいるような時は
「苦情の坩堝」を印刷する等してご利用下さい。
一番初めから提示しても、頭ごなしに否定されるだけの場合もあります。
タイミングを見計らって使う事をおすすめします。
「疑問を持たせる事」が第一段階
すぐにやめさせようとしたり、気が焦って結論を急ぐ方も多いのですが、それをしても相手は余計警戒心を強めてしまうだけです。まずは相手が「何か変だな」と思わせるように仕掛けることです。一緒に活動して警戒心を解いてから、徐々に疑問を投げかけていく方法もありますし、また実際に商品などを使ってみて感想をさりげなく言うと言うのも手。他にも色々な方法が考えられると思います。ケース・バイ・ケースで人の心を和ませ、少しの疑問を徐々に大きな疑問へと移し変えられれば説得は成功するでしょう。


引っかかったばかりの人をやめさせる…

一番大切なのは、「やめさせる」と言うことではありません。
あなた(やめさせようとしている人)の誠意を尽くすことです。
あなたがどれだけ心配しているのかを相手にきちんと伝えることです。

…マルチ商法に関わると、友達を無くすかも知れないし、
親族の間にヒビが入るかも知れない。
一人で販売するから良いことと悪いことの区別がつかなくなって、
人を脅したりするかもしれない。
そんな事になったら大切な友達として見ていられない。
それに友達を商売相手としか見なくなるような、
そんな関係にはなりたくない。

…他にもあなた自身が、「こうなったら困る、心配だ」と言うことを
素直な言葉で伝えるのです。
逆に、そう言う心が解らないような人だったなら、
もう友達でも何でもないのかも知れません。
けれど、本当に信頼しあってるならば、
警告や忠告にも耳を傾けてくれる筈です。



どっぷりマルチ商法に浸かってしまった人をやめさせる…

これは大変困難です。
既に甘い汁を吸ってしまった人はもう抜け出せないでしょう。
まだ可能性がある人がいるとすれば、
あまり利益がない人や自分のやっている事に少しでも疑問を持っている人。
…ただ、1年以上のキャリアになってしまうと
もうこれは「洗脳」状態で手のつけようがありません。

どうしても説得してみたい人は、まずは資料・情報を集めて下さい。
相手の理屈を全て裏返すような苦情、
マルチ商法の実績、世論、被害状況。
自分の立っている場所を解らせるのです。
自分のしていることを客観的に見せると
変だと言うことに気づくかもしれません。

それからここでも大切なのは気持ちを込めること。
このままでは人間的にダメになってしまう、
と心から心配してあげて下さい。
後は検討を祈るばかりです。



恋人・配偶者が巻き込まれた場合

近年、最も多いパターンです。
この場合は特にお互いの時間を大切にして下さい。
二人の時間を大切にして、冷静に話し合わなければならないでしょう。
好きで一緒にいながら、妙な商法に割って入られたショックは大きいものです。
本来、相談しあって生きて行くべき間柄です。
何でも話し合った方が良い筈です。
自分一人だけならば一攫千金でも良いかも知れませんし、
多少のリスクは平気かも知れませんが、
結婚されて子供がいる、もしくは出来るのならば、
「長期間の安定した収入」と「世間体の良い両親」の存在は
絶対に必要ではないでしょうか。

「妻」である場合・・・
家に篭っていると情報収集能力が下がってきます。そこにセールスがやって来ると、唯一の情報源として信用してしまうのです。こういう事態を招かないように、色々な面からの情報収集をすすめて下さい。「一人のセールスマンの声」よりは、「世間一般論」の方が普通に生活して行く上では重要です。どんな良い商品でも「信じすぎたら一つの洗脳」になってしまう事を教えてあげて下さい。

「夫」である場合・・・
男の人の価値観は「いかにお金を稼げるか」です。そこに漬け込んで業者はやって来ます。しかし結婚した後、本当に必要なのは「一攫千金」ではなくて、「安定した長期間の収入」なのです。10年、20年後も礎の揺るがない会社や企業に就職する事が家族の幸せです。子供を一人成人まで面倒見るのに必要なお金は1000万円以上です。また、日々の生活資金、病気の備え、老後の備え等を考えれば・・・安定した収入が如何に大切かが解ります。また、マルチ商法では自営業扱いになりますから厚生年金や退職金は出ません。これを自助努力で補って行かなければ、老後の生活は暗闇です。まして男性は稼ぎ頭です。このことも踏まえ、「今後」の事を話し合ってみて下さい。

恋人同士の場合
まだ絆が弱い頃は、「自分さえ良ければ・・・」と言う気持ちの方が強いものです。しかし恋人同士だからこそ、何でも話し合える関係が必要ではないでしょうか。そうやって常に話し合いを心がけておけば、暴力やすれ違いと言った事は少なくなる筈です。お互いの事を思えばこそ、話し合いは大切です。




一生懸命頑張って、もしも相手がそういう心の解らない人間だった時は…
縁を切るか、それとも価値観の違う人間として認識するかですが、
この結論を出す時期は遠く引き延ばしていただきたいものです。
1年もすれば「騙された」と我に返る事もあるのです。
消費者契約法と言う法律も出来た為、この時(契約から5年以内)に様々な矛盾や嘘に気づいたならば、解約が可能です。
もしも我に返っていたならば、その時は良き相談相手になってあげて下さい。
結果は焦らず、じっくり説得して行きましょう。